一世を風靡し、今尚多くのファンを抱えるSTEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)シリーズ。
2010年夏の秋葉原を舞台に、複数の世界線をまたいで展開されているシリーズです。
プレイする際に知っておきたい概要や、おすすめの順番、シリーズタイトル一覧、各タイトルについてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
シュタインズ・ゲートシリーズとは?
「99パーセントの科学と1パーセントのファンタジー」という有名な制作コンセプトをもとに開発された想定科学アドベンチャーゲームです。
偶然発明した過去にメールを送れる"Dメール"を使ったことで起きた世界を巻き込む悲劇を回避するため、リーディングシュタイナー(世界線の移動をする前の記憶を持つ能力)を有する岡部の孤独な戦いが描かれています。
終始非常に多くの伏線が張り巡らされており、それをすべて踏まえてエンディングを迎える展開は圧巻で、様々な記録を残すほどのブームを巻き起こした歴史に残る名作です。
シュタインズ・ゲートシリーズおすすめの順番
一作目でありシリーズの根幹となる「STEINS;GATE」、もしくはその再構築版にあたる「STEINS;GATE ELITE」から発売順でのプレイがおすすめです。
Switchでプレイする際は、「ELITE」→「ダイバージェンシズ アソート(比翼→線形→0)」の順でのプレイがおすすめです。
一作目以外のシリーズ作品は、一作目の派生作品になっている為、一作目のプレイ、もしくはアニメ版の視聴が必要不可欠です。
また本シリーズは、世界線や時間軸の移動によって物語が進んでいくシステム上、時系列順にまとめることはかないませんでしたが、一作目を主軸に、そのルート分岐と思っていただくとわかりやすいかと思います。
以下に各タイトルの概要をまとめていますので、合わせてチェックしてみてください。
シリーズ一覧
※タイトル名を選択するとAmazonの商品ページが表示されます。
発売順
タイトル | 対応機種 | 概要 | |
---|---|---|---|
STEINS;GATE | PS3,PSVita, PSP,X360 |
- | |
STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん | PS3,PSVita,PSP, Switch,X360 |
- | |
STEINS;GATE 変移空間のオクテット | Win | - | |
STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム | PS3,PSVita, Switch,X360 |
- | |
STEINS;GATE 0 | PS4,PS3, PSVita,Switch |
- | |
STEINS;GATE ELITE | PS4,PSVita, Switch |
1作目の 再構築版 |
|
No image |
ファミコレADV シュタインズ・ゲート | Switch | 入手不可 |
STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソート | Switch | 比翼+線形+0 | |
No image |
STEINS;GATE 0 ELITE | 未定 | 0の 再構築版 |
※DLCのダウンロード期限が切れているパッケージが多数存在するので、商品ページにて必ずご確認ください。
各シリーズの概要
一作目を根幹に、様々な世界線で派生作品として展開されています。
各タイトル間の繋がりや概要をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
STEINS;GATE
シリーズ一作目にして最高傑作です。
STEINS;GATEシリーズの根幹となる物語が描かれています。
以降のシリーズ作品は本作の派生作品になっているので、まずは本作からプレイすることを強くおすすめします。
後に紹介する、アニメ版「STEINS;GATE」をベースに本作を再構築した「STEINS;GATE ELITE」もおすすめです。
STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん
あったかもしれない、ラボメンたちとのちょっぴりスイートな恋愛生活が描かれたギャルゲーです。
本編とは違ってシリアスな要素がなく、安心して楽しむことができるので、もっとSTEINS;GATEの世界を楽しみたい方は間違いなく楽しめる一作です。
個人的にすごく感動したシナリオもあったので、シリーズファンにはぜひプレイしていただきたいです。
STEINS;GATE 変移空間のオクテット
本編のトゥルーエンドからしばらくたったある日から始まるスピンオフ作品です。
80年代のPCゲーム風に8bitで製作されており、コマンド入力式、ライン&ペイント、グリーンディスプレイへの切り替え、FM音源の再現等、各所にこだわりを感じるパッケージに仕上がっています。
対応OSがVista、XP、7等古く、互換モードを使用することでWin10でも動作するようですが、手放してしまったため確認はできていません。
以上のような理由でかなり人を選ぶ作品になっているので、STEINS;GATEが好きだという方にもおすすめはできません。
80年代の再現という点では本当によくできているので、本シリーズが好きで、当時を懐かしみたい方はチェックしてみてもいいかもしれません。
STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム
本編を補完するようなシナリオや、ifのシナリオが全10話収録されています。
分岐などはなく、それぞれのシナリオは独立しています。
シナリオごとに評価は分かれますが、主人公岡部以外の視点で語られるオリジナルストーリーは新鮮なのでおすすめです。
「STEINS;GATE ELITE」の初回特典でPS4版のDLコードが付属していましたが、残念ながらダウンロード期限が過ぎている為、現在はPS4版のプレイはできません。
STEINS;GATE 0
本編「STEINS;GATE」の正統続編です。
続編とはいっても、本編のトゥルーエンドとは別のβ世界線のその後から物語が描かれていきます。
本編では語られなかった関係性も知ることができ、新たなキャラクターも迎えてさらににぎやかに展開されています。
本編のエピソードと深く関わる為、本編のプレイ、もしくは視聴を先にすることを強くおすすめします。
「STEINS;GATE ELITE」の続編として、アニメ版「STEINS;GATE 0」をベースに、本作を再構築した「STEINS;GATE 0 ELITE」も現在開発中と発表されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
STEINS;GATE ELITE
ゲーム版「STEINS;GATE」を、アニメ版「STEINS;GATE」をベースに再構築したフルアニメーションADVです。
一部カットされたシーンもありますが、アニメでは描かれなかったエンディングも映像化されているので、原作をプレイしたことがある方や、アニメから入った方でも楽しむことができます。
原作はSwitchやPS5(4)には対応していないので、最新のゲーム機で楽しみたい方はぜひ本作からプレイしてみてください。
ファミコレADV シュタインズ・ゲート
ファミコン風に製作されたアドベンチャーゲームです。
本編「STEINS;GATE」のシナリオの最初から最後までをファミコンクオリティでまとめられた、かなり気合の入った特典になっています。
Switch版「STEINS;GATE ELITE」の初回特典で付属していましたが、残念ながらダウンロード期限が過ぎており、「今後一切発売しない」と明言されている為、現在は入手できない状態が続いていますが、いつか再公開される日を願ってここで紹介させていただきました。
STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソート
「比翼恋理のだーりん」「線形拘束のフェノグラム」「0」の三作がセットになってSwitchで発売されたパッケージ作品です。
中でもおすすめのプレイ順は「比翼」→「線形」→「0」です。
ぜひ「STEINS;GATE ELITE」を先にプレイしてから、本作をプレイしてみてください。
各作の概要は上記にまとめているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
ノベルゲームに近いのでSwitchの携帯モードとの相性がよく、寝る前の読み物感覚でのプレイスタイルもおすすめです。
STEINS;GATE 0 ELITE
ゲーム版「STEINS;GATE 0」を、アニメ版「STEINS;GATE 0」をベースに再構築した作品です。
製作は発表されていますが、発売日や価格等など詳しい情報はまだ発表されていません。
情報が公開され次第随時更新していくので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
シュタインズ・ゲートシリーズは、世界線や時間軸をまたいで展開されている複雑な構成になっている為、ここでその魅力をお伝えすることは難しいです。
なのでぜひ、ゲームやアニメなど、自分の好きな媒体を通して触れてみてください。
きっと本シリーズの魅力に気づくはずです。